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共同通信
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防衛省は30日、那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の沖縄県浦添市への移設計画を巡り、位置や形状の案を初めて地元自治体に提示した。浦添ふ頭地区北側の沖合約49ヘクタールを埋め立てて丁字形の代替施設を造り、進入道路で陸地とつなぐ計画。日米間で調整済みとしている。県は持ち帰り検討するとした。
オンラインで開かれた協議会で、県や那覇、浦添両市などに示した。開催は2021年5月以来、約10カ月ぶり。終了後、県の金城賢知事公室長は記者団に「関係機関の意見も踏まえ検討したい」と述べた。
玉城デニー知事は移設を容認する立場。