テイラー・スウィフト、NYUから博士号
ヤンキースタジアムでの卒業式でスピーチ
シンガーソングライターのテイラー・スウィフト(32)が、ニューヨーク大学(NYU)から名誉博士号(美術)を授与され、5月の卒業式でスピーチする。ウォール・ストリート・ジャーナルが28日、報じた。
NYUは声明で「スウィフトさんは、同世代で最も多い作品数を誇る有名なアーティストの一人だ」と強調。NYUの広報担当者によれば、彼女が名誉学位を得るのは初めてとなる。スウィフトの広報担当者は、コメントに応じていない。
卒業式は5月18日、ブロンクス区のヤンキースタジアムで開催。NYUが対面で卒業式を行うのは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2019年以来となる。
NYUは最近、スウィフトに関する授業を実施し、20人の学生が2カ月間にわたり、キャリアや作曲スタイル、音楽業界に与えた影響などを研究した。学生の多くは、彼女の大ファンに付けられるニックネーム「スウィフティーズ」。この授業を受けた学生の一人、リディア・コーエンさんは卒業式で面会する予定で「とても興奮している」としている。
スウィフトはグラミー賞を11回受賞した影響力を利用して、音楽業界への揺さぶりを続けている。自らの曲の所有権が他人の手に渡ると、古いアルバムを再録音。「テイラーズ・バージョン」と名付け、確実に収入が入る「抜け道」を使っているという。
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