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共同通信
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【キエフ共同】ウクライナ東部2州の制圧を狙う親ロシア派のトップ2人が、ロシアへの編入を目指す考えを相次いで公言した。ロシアが編入に踏み切る可能性がある。ロシアは首都キエフと北部チェルニヒウ方面での軍事作戦を大幅に縮小すると表明し、31日も部隊の一部撤退を続けたが、大部分はとどまったまま。キエフ市内は攻撃音が沈静化したものの、緊張が続いた。停戦交渉は4月1日にオンラインで再開する見通し。
ロシアは作戦縮小について、交渉進展を図る信頼醸成措置だとしている。チェルニヒウ州知事は31日、ロシア部隊は反撃で「深刻な痛手」を負い、移動していると述べた。