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共同通信
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【ワシントン共同】国際エネルギー機関(IEA)は4月1日に緊急会合を開き、原油価格の高騰を抑制するため、石油の協調放出を協議する。ニュージーランドのエネルギー・資源省が31日明らかにしたと、ロイター通信が報じた。バイデン米政権は石油備蓄の大規模な追加放出を含む原油高対策を31日午後に発表する見通しだ。日本も同調を求められる可能性がある。
石油や天然ガスなどのエネルギー価格は新型コロナウイルス禍からの経済活動再開で昨年から上昇傾向だったが、ロシアによるウクライナ侵攻で供給不安が広がり、価格上昇が加速。各国の物価高の主因となっていた。