ウクライナ原発の安全確認へ

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共同通信

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は1日、訪問先のロシア西部の飛び地カリーニングラードで、来週からウクライナ国内で原発など原子力関連施設の安全を確認する活動を始めると述べた。インタファクス通信などが伝えた。

 ロシア国営原子力企業ロスアトムのリハチョフ総裁との会談後、記者団に明らかにした。グロッシ氏は、ウクライナの原子力施設は基本的に安全な状態にあるとしつつ「確認が必要な案件がいくつかある」と話した。

 リハチョフ氏は会談後、ウクライナの原発の安全確保についてIAEA側と協力していく考えを示した。