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共同通信
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【パリ共同】スペインの最大野党、中道右派の国民党は2日、南部セビリアで党大会を開き、北西部ガリシア自治州首相のアルベルト・ヌニェス・フェイホー氏(60)を新党首に選出した。スペイン通信が伝えた。
2018年から党首を務めていたパブロ・カサド氏が党内対立で事実上失脚し、再選を断念。フェイホー氏がただ一人の後任候補だった。極右政党ボックス(VOX)が勢力を拡大する中、23年に予定される次期総選挙でサンチェス首相の左派から政権を奪還できるかどうか手腕を問われる。
09年からガリシア州首相を務めるフェイホー氏は、中道寄りの立場を取るベテラン政治家。