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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ侵攻を続けるロシア軍は首都キーウ(キエフ)周辺から部隊を引き続き後退させた。一方、要衝マリウポリがある東部2州全域の制圧を目指し、親ロ派部隊を支援するなど攻勢を強めた。英国防省は2日、ロシア軍が2月の侵攻直後に制圧した首都北西ホストメリ空港からも撤退したとの情報があると指摘。首都周辺を離れ、東部の作戦に力点を置く流れが一層鮮明になった。
ロシア側に包囲され、人道危機が一段と深刻化するマリウポリの住民を救うため、赤十字国際委員会(ICRC)は2日も現地に退避用バス数十台を送り込む方針を発表した。