Published by
共同通信
共同通信
【リビウ共同】ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ周辺で多数の市民の犠牲が判明したことに対し、国際社会で3日、事件への衝撃が広がるとともに、ロシアが「戦争犯罪」を行ったと非難する声が拡大した。ウクライナ当局はキーウ州で民間人410人の遺体が確認されたと明らかにし、国際刑事裁判所に調査を要求した。
ブリンケン米国務長官は「ロシア軍が戦争犯罪を犯したと考えている」とCNNのインタビューで語り、責任を追及する考えを表明。ジョンソン英首相は「罪のない市民に対する卑劣な攻撃」と批判し「プーチン大統領や軍が戦争犯罪を犯していることのさらなる証拠だ」と強調した。