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共同通信
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【ローマ教皇特別機、共同】ローマ教皇フランシスコは3日、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が核運用部隊に戦闘警戒態勢を命じたことを念頭に、広島と長崎への原爆投下とその教訓に言及、「われわれは70年、80年後に全て忘れてしまった」と述べ、核兵器使用の可能性が高まっていることに警鐘を鳴らした。
訪問先のマルタからローマに戻る機中の記者会見で質問に答えた。
米メディアの記者がプーチン氏へのメッセージを求めると、教皇は全ての戦争は常に不当な動機から生まれていると指摘した。