ウクライナ避難民に特例支援

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共同通信
ポーランドから政府専用機で羽田空港に到着したウクライナからの避難民=5日午後2時40分

 ロシアの侵攻が続くウクライナからの避難民20人が5日、ポーランドから日本の政府専用機で来日した。自力で渡航手段を確保した避難民は、3日までに404人が入国。政府は自治体や企業と連携して滞在先を確保するほか、生活費や医療費も支給する。定住や長期滞在を希望すれば、職業訓練や日本語研修も実施する方針だ。難民受け入れに消極的な日本として特例的な支援策を講じる。

 松野博一官房長官は記者会見で、20人の内訳は女性15人、男性5人で、6~66歳だと明らかにした。「緊急措置として、難民条約上の難民に該当するか否かにかかわらず、人道的な観点から受け入れる」と説明した。

ポーランドからウクライナ避難民を乗せ、羽田空港に到着した政府専用機(手前)。下はターミナルへ向かう避難民を乗せたとみられるバス=5日午後2時11分