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共同通信
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ロシアの侵攻が続くウクライナからの避難民20人が5日、ポーランドから日本の政府専用機で来日した。自力で渡航手段を確保した避難民は、3日までに404人が入国。政府は自治体や企業と連携して滞在先を確保するほか、生活費や医療費も支給する。定住や長期滞在を希望すれば、職業訓練や日本語研修も実施する方針だ。難民受け入れに消極的な日本として特例的な支援策を講じる。
松野博一官房長官は記者会見で、20人の内訳は女性15人、男性5人で、6~66歳だと明らかにした。「緊急措置として、難民条約上の難民に該当するか否かにかかわらず、人道的な観点から受け入れる」と説明した。