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共同通信
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【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比280.70ドル安の3万4641.18ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速するとの懸念が強まり、投資リスク回避の売りが広がった。
金融引き締めに慎重な「ハト派」として知られるブレイナードFRB理事が、インフレ抑制に向け「より強い行動を取る用意がある」と述べたことが伝わった。ウクライナ侵攻に伴うロシア制裁強化への警戒感も投資家心理の重荷となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、328.38ポイント安の1万4204.17。