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共同通信
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【ワシントン共同】イエレン米財務長官は6日、米議会下院で証言した。ロシアによるウクライナ侵攻が「ルールに基づく世界秩序に対する容認できない侮辱だ」と厳しく非難。国際金融システムから利益を得ることがないよう「責任を追及することに全力を尽くす」と、排除する姿勢を鮮明にした。
下院金融委員会が財務長官に毎年証言を求める国際金融システムに関する公聴会に出席。議員からはロシアに対してさらに厳しい経済制裁などを求める声が出そうだ。
イエレン氏は、バイデン米政権が30カ国超を結集してロシアに「迅速で厳しい制裁と輸出規制を科した」との考えを示した。