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共同通信
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ウラジーミル・ジリノフスキー氏(ロシアの極右・ロシア自由民主党党首)6日、死去、75歳。新型コロナウイルスに感染し、入院していた。
46年、ソ連カザフ共和国生まれ。モスクワ大卒。90年自由民主党党首。93年に下院に初当選した。96年以降、大統領選に出馬を繰り返し、民族主義的な過激発言で注目を浴びた。北方領土問題で強硬な立場を取り、「日本人はずうずうしい」とかみついた。ドイツがロシアの内政に干渉するなら「新たなヒロシマ、ナガサキやチェルノブイリ(原発事故)を作り出すことをためらうものではない」と核威嚇とも取れる発言で警告した。(共同)