イラン核協議、代替案を準備

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共同通信

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は6日、ブリュッセルでイラン核合意の当事国である英独仏3カ国の外相と会談し、核合意の修復に向けた米イランの間接協議が想定通りにまとまらない場合を想定し、代替案の準備も進めることを確認した。米国務省が発表した。具体的な内容は明らかにしなかった。

 間接協議は一時、合意再建の機運が高まったが、イラン指導部の親衛隊的な性格を持つ軍事部門「革命防衛隊」に対する米国のテロ組織指定の解除などを巡って折り合いが付かず、膠着状態が続いている。

 米英独仏の外相は外交を通じて核合意を修復することが最善の結果をもたらすとの認識で一致。