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共同通信
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大人に代わって日常的に家事や家族の世話をする「ヤングケアラー」に関する厚生労働省の調査で、小学6年生の6.5%(約15人に1人)が「世話をしている家族がいる」と回答したことが7日、分かった。小学生を対象とした同省調査は初めて。小学生ケアラーは遅刻や早退が多いなど、学校生活や健康状態にも影響があるとの傾向も明らかになった。
調査結果によると、世話をしている家族は「きょうだい」が71.0%と最も多く、そのきょうだいの状況は「幼い」が73.9%。それ以外では「障害」や「病気」との答えがあった。世話している家族は他に「母」が19.8%で「父」「祖母」と続いた。