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共同通信
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北海道旭川市で凍死した中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=に対するいじめがあったと、事実関係を調査してきた第三者委員会が認定したことを受け、市教育委員会の黒蕨真一教育長が遺族側に直接謝罪をしたことが7日、市教委への取材で分かった。教育長が遺族側に謝罪するのは初めて。
市教委によると、黒蕨教育長は3月29日、遺族に「当時はいじめの認知に至らなかったが、調査でいじめとして取り上げる6項目の事実があった。教育委員会として厳粛に受け止め、反省している」という趣旨の謝罪をした。再発防止も誓ったという。
広瀬さんは昨年2月に失踪、同3月に凍死した状態で見つかった。