甲府夫婦殺害、19歳を8日起訴

Published by
共同通信

 甲府市で昨年10月、50代夫婦が殺害され自宅が全焼した事件で、甲府地検は7日、殺人と現住建造物等放火などの罪で甲府市の男(19)を、8日に起訴する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 今月施行の改正少年法で18、19歳は「特定少年」として、起訴後実名や顔写真を報道することが法律上可能になり、最高検は「犯罪が重大で、地域社会に与える影響も深刻な事案」を氏名公表の検討対象にすると、全国の検察に通知している。地検は男の氏名を公表する方針とみられ、改正法施行後初となる見通し。

 今月4日の少年審判の決定内容によると、男は夫婦と同居していた長女の高校の先輩。