米大統領「ロシアの孤立示す」

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共同通信

 【ニューヨーク、ワシントン共同】国連総会は7日、緊急特別会合で国連人権理事会におけるロシアのメンバー資格を停止する決議案を日米英など93カ国の賛成で採択した。決議を主導した米国のバイデン大統領は声明で「プーチン(ロシア大統領)の戦争によって、ロシアがいかに国際的なのけ者になっているかを示す意味ある一歩だ」と歓迎した。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアによる市民への残虐行為が次々と明らかになる中、国際社会がロシアへの圧力を強めた。一方、ロシアのクズミン国連次席大使は「政治的動機に基づく措置だ」と反発し、人権理から脱退すると表明した。