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NY州議会、今年度予算を承認
マンハッタンでカジノ開業の可能性も

ニューヨーク州議会は7日、2,200億ドルの今年度予算を承認した。例年通り、予算とは直接関係のない事項も認められており、注目を集めている。8日、ニューヨーク・タイムズが報じた。
まず、ニューヨーク市内でのカジノ営業許可。今年中に3カ所の免許を競売する。最低制限価格は5億ドル。現在アクアダック競馬場で営業しているリゾーツ・ワールド・クイーンズとヨンカーズ競馬場のエンパイア・シティー・カジノが名乗りを上げる見込み。残る1カ所は観光客の集まるマンハッタンに新規開業するとの見方が濃厚だ。
次に保釈法の見直し。2019年には凶悪犯罪を除いて保釈金設定を禁止し、軽微な犯罪者は裁判まで保釈金なしで釈放されるという改正が行われた。犯罪が急増する中、この改正を再検討。裁判官に裁量権を与え、保釈中の容疑者が他の犯罪を犯した場合は貧困起因を除き逮捕できるとした。
その他、デイケアを必要とする家庭への支援を強化。バーやレストランによる酒類テイクアウト販売を向こう3年間許可することにした。さらに、ガソリン価格の高騰対策として、6月1日から年末まで州税の一部を保留。これで1ガロン当たり16セント安くなる計算だ。州が費用を拠出してNFLのバッファロー・ビルズのために新スタジアムを建設することも決まった。

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