Published by
共同通信
共同通信
東京都渋谷区の路上で2020年11月、女性=当時(64)=を殴って死亡させたとして、傷害致死罪で起訴された吉田和人被告(48)が、同区の自宅付近で死亡していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。被告は保釈中で、8日朝に近くの建物から飛び降り自殺したとみて、警視庁が調べている。
起訴状などによると、20年11月16日午前4時ごろ、路上にいた大林三佐子さんの頭部を、ペットボトルと石が入ったポリ袋で殴り、外傷性くも膜下出血により死なせたとしている。今年5月17日が初公判の予定だった。
大林さんは日常的にバス停のベンチで夜通し過ごす姿が目撃されていた。