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共同通信
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沖縄県の玉城デニー知事は9日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し「新基地建設は絶対だめだ」と改めて反対の意向を示した。8日の斉藤鉄夫国土交通相による裁決で、設計変更申請を不承認とした県の処分が取り消されたことを受けた発言。自身を支援する女性団体が那覇市で開いた会合で話した。
20日までに設計変更を承認するよう求める国交相勧告を念頭に「だめなものはだめと言い続けるのが大切だ」と強調し、対抗措置を示唆した。
女性団体から9月の知事選への出馬を要請され「しっかり受け止め、要請に応えるよう家族と相談しながら足場を固めていきたい」と応じた。