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共同通信
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日本の排他的経済水域(EEZ)で操業するサケ・マス流し網漁が、例年解禁となる10日を迎える。ロシアのウクライナ侵攻を巡って、日ロ間の交渉がまとまらず、準備をしてきた北海道の漁師たちは出漁できないまま。「一日も早く結論が出てほしい」と訴える。
日本のEEZ内で漁を行う場合でも、サケ・マスはロシアの川で生まれたため、漁業協力費を支払う必要があり、昨年の交渉は2億6千万~3億円余りの範囲で漁獲実績に応じて決まることなどで折り合った。漁の最盛期は4~5月ごろとされ、日ロ両政府は交渉を始める方向で調整するが、難航する可能性もあり、先行きは不透明だ。
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