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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が2012年に党トップに就任してから11日で10年を迎えるのを前に、10日に首都平壌で「慶祝中央報告大会」が開催された。崔竜海最高人民会議常任委員長が報告を行い、金正恩氏が10年の統治期間に「国家核戦力完成の大業を、ついに実現した」とたたえた。
朝鮮中央テレビが10日夕に録画放送で報じた。金正恩氏は大会に出席しなかった。会場の壇上には金正恩氏一人の肖像画が掲げられた。
金正恩氏の体制下で、北朝鮮は13年に経済建設と核戦力の「並進路線」を決定し、17年にICBM発射実験を行い国家核戦力が完成したと宣言している。