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共同通信
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週明け11日の東京外国為替市場の円相場は円安ドル高が進み、一時1ドル=125円台前半を付けた。2015年6月以来、6年10カ月ぶりの円安ドル高水準となる。米長期金利が上昇し、日本の国内金利との差が広がるとの観測から円を売る動きが加速した。
午後3時現在は、前週末比95銭円安ドル高の1ドル=124円99銭~125円02銭。ユーロは1円32銭円安ユーロ高の1ユーロ=136円11~20銭。
米長期金利の指標となる10年債利回りは9日に一時約3年1カ月ぶりの高水準となった。金融引き締めに積極的な米連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢が意識され、金利が上昇した。