Published by
共同通信
共同通信
米国が日本産牛肉に課す関税を大幅に引き上げたことが12日までに分かった。日本やブラジルなど複数国を対象とする2022年の低関税輸入枠を超過したためだ。米国は、日本から見ると金額ベースで世界2位の牛肉の輸出先。和牛が農林水産物・食品輸出拡大のけん引役として期待される中、関税引き上げが痛手となる可能性もある。
枠内では1キロ当たり4.4セント(約5.5円)が重量に対して課されていたが、超過分からは価格に対する26.4%の高関税に切り替わった。農林水産省によると米国向けの平均単価は1キロ当たり約9千円で、関税は約2400円になる計算だ。
No related posts.
No related posts.