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共同通信
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自民党は12日、夏の参院選宮城選挙区に、旧国民民主党を離党し、自民会派入りした無所属の桜井充参院議員の擁立を内定した。宮城県議の石川光次郎氏と公認を争っていたが情勢調査で桜井氏が上回った。石川氏は3年後の参院選に回る。党選対はこれで選挙区の擁立を終える構えだが、唯一、擁立見送りを調整する改選1人区の山形について同日の総務会で反発する意見が続出。火種を残した。
茂木敏充幹事長は宮城の調査結果を党本部で桜井、石川両氏に伝達。桜井氏は週内にも自民に入党し、公認される。世耕弘成参院幹事長らが後押しする桜井氏と県連が推す石川氏との調整が難航していた。