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共同通信
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内閣府は12日、議員への有権者や先輩議員によるハラスメント防止に向け、全国の地方議員の被害体験を基に作成した動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。被害は深刻で、若者や女性の政治参加への障壁となっている。地方議会や国会に研修での活用を呼びかけるほか、有権者にも周知してハラスメントの根絶につなげたい考えだ。
内閣府が2020年度に男女の地方議員に実施したアンケートでは、42.3%が有権者や同僚から何らかのハラスメント行為を受けたと答えた。
内閣府は、地方議員が実際に受けたり見聞きしたりした事例約1300件を収集、分析して、約30分の動画にまとめた。