デジタルで地方活性化

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共同通信
経済財政諮問会議であいさつする岸田首相(左から2人目)=13日午後、首相官邸

 政府は13日、経済財政諮問会議を開いて地方活性化や社会保障を議論し、骨太方針の策定に向けた検討を本格化させた。岸田文雄首相は会合で、デジタル技術を活用して地方の歴史や文化、食といった無形資産の価値を高め、農業や観光業、中小企業の輸出力を強化する方針を表明。「地方の活性化を強力に進める」と述べた。

 骨太方針は6月をめどに策定する。原油や穀物などの高騰に対応する緊急対策や、「新しい資本主義」のグランドデザインと実行計画も取りまとめ、7月の参院選前に経済政策の全体像を示す。