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共同通信
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【パリ共同】フランス大統領選で24日の決選投票に進出した極右政党、国民連合(RN)のルペン氏は13日、パリで外交政策について記者会見した。当選の際には北大西洋条約機構(NATO)の統合軍事機構から脱退する方針を改めて表明。ロシアのウクライナ侵攻が和平で解決すれば「NATOとロシアの歩み寄りに賛成だ」と述べた。
ルペン氏はウクライナ侵攻を非難しているものの、以前から親ロシアの立場を取る。東欧・バルト諸国がロシアへの警戒感を一層強める中、今回の発言は他のNATO加盟国の不安や疑念を深める可能性がある。