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共同通信
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【ウィーン共同】国連は13日までに、6月にオーストリアのウィーンで開かれる核兵器禁止条約第1回締約国会議に、全国連加盟国を招請する文書を送付した。日本など条約に参加していない国にもオブザーバー参加を呼びかけた。外交筋が共同通信に明らかにした。
核実験による被ばくなどの被害者救済と環境回復策が会議の重要議題で、被爆者支援の長年の実績がある日本の参加に関係国の期待は強い。日本は唯一の戦争被爆国だが、参加に消極姿勢を崩しておらず、その姿勢が問われた格好だ。
文書は4月4日付。グテレス事務総長が第1回会議を招集するとした。