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共同通信
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【シンガポール共同】シンガポールのリー・シェンロン首相(70)は14日、与党人民行動党(PAP)が次期指導者としてローレンス・ウォン財務相(49)を選んだと声明で明らかにした。2025年にも実施される次期総選挙を経てリー氏から首相職を継承するとみられる。
シンガポールは与党に有利な選挙制度を持ち、一党支配が続く。ウォン氏が首相に就けば、1965年の独立から4代目の首相となる。
リー氏は、後継決定はシンガポールにとって極めて重要だとした上で「われわれのシステムの特質である政治指導の継続性と安定性を確かにする」と強調した。