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共同通信
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【ワシントン共同】ウクライナ軍は14日、巡航ミサイルでロシア黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワを攻撃したと発表した。ロシア国防省は攻撃には触れず、艦上で火災が起きて弾薬が爆発したと説明し「重大な損傷」を被ったと明らかにした。黒海沿岸部の制圧を目指す中、海上からの地上部隊支援に大きな支障が出そうだ。同省はまた、南東部マリウポリの港を掌握したと発表した。
バイデン米政権は13日、ロシア軍の大規模攻撃が見込まれるウクライナ東部での戦闘激化に備えるため、ウクライナへの追加軍事支援を打ち出した。打撃力が強いりゅう弾砲を初めて供与し、重火器支援を加速した。