Published by
共同通信
共同通信
ロシア国防省は14日夜(日本時間15日午前)、黒海艦隊旗艦の巡洋艦モスクワが沈没したと明らかにした。港へのえい航中に海が荒れてバランスを失ったという。タス通信などが伝えた。ウクライナ軍は14日、同艦を巡航ミサイルで攻撃したと発表していた。
ロシア側は攻撃を受けたことを認めていないが、黒海沿岸部の制圧を目指す中、旗艦を失って軍事的に大きな痛手となった。海上からの地上部隊支援にも支障が出ることは必至だ。
沈没に先立ってロシア国防省は14日、モスクワの艦上での火災で弾薬が爆発して「重大な損傷を被った」とし、乗組員は避難したと発表していた。(共同)