両生類、日本の輸入数が2倍に

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共同通信

 2019年、生きた状態で日本に輸入された両生類は1万8千匹で、輸入数は05年と比べて2.3倍になったとの調査結果を、世界自然保護基金(WWF)ジャパンなどが14日までに発表した。カエルやイモリといった両生類がペットとして国際取引されている実態を示す結果。一部は野生から捕獲されたと推測され、「貴重な種の減少に拍車をかけている」と訴えている。

 WWFジャパンと野生生物取引監視団体トラフィックが財務省の貿易統計を調べたところ、両生類の輸入数は05年の7800匹から19年の1万8千匹に増加。輸入額も1100万円(05年)から4900万円(19年)に伸びた。