仏大使館、キーウに復帰へ

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共同通信
フランスのルドリアン外相(AP=共同)

 【パリ共同】フランスのルドリアン外相は14日、ウクライナのクレバ外相と電話会談し、ロシアのウクライナ侵攻を受け同国西部リビウへ移転していた大使館を近く首都キーウ(キエフ)に戻すことを決めたと伝えた。フランス外務省が発表した。キーウ周辺からのロシア軍撤収などで安全状況が改善したと判断したとみられる。

 フランスのメディアによると、パリのイダルゴ市長が14日、キーウを訪問。クリチコ市長にパリ名誉市民の称号を授与し、キーウ再建へ協力する意向を表明した。クリチコ氏が招待したという。

 フランスは3月初めにキーウで危険が増しているとして大使館をリビウへ移転していた。