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共同通信
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【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は14日に理事会を開き、国債などの資産を買い入れ、市中に大量の資金を供給する量的金融緩和政策を縮小する方針を確認した。3月の前回会合で7~9月にも債券の購入を終える見通しを示していたが、「その後のデータが完了するべきとの期待を裏付けるもの」だと判断した。
ウクライナ危機で生産やサプライチェーン(供給網)が混乱し、物価上昇の圧力が一段と高まっている。景気の先行きに不透明感が強まる中でも、インフレ抑制に向けた動きを加速させる。