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カメラ故障、犯人逮捕の障害に
NY地下鉄の発砲事件

ブルックリン区の地下鉄で10人が撃たれた発砲事件で、36丁目駅の防犯カメラの映像が残されておらず、犯人逮捕の大きな障害となった。ニューヨーク州都市交通局(MTA)の監視システムが問題を抱えていることが浮き彫りになった形で、今後精査されることになった。ニューヨーク・タイムズが13日、報じた。
アダムズ市長は、36丁目駅の少なくとも1台の防犯カメラが何も撮影できていなかったのは、故障が原因だと指摘。ある警察幹部は事件発生時、防犯カメラはどれもフル稼働していなかったようだと話している。
一方、MTAは12日、地下鉄システムに故障したままのカメラは「1%もない」として、定期的にカメラをチェックしていると強調。昨年9月には、市の472の地下鉄駅で防犯カメラの設置を終えたと発表した。同システムには1万台近いカメラが設置されているという。ただ、カメラの不具合は以前から指摘されていた。MTAは2010年、カメラの約半数がソフトウェアや構造の問題で作動していないことを明らかにしている。
2018年には、カメラのメンテナンスに日常的な問題があることが判明。州会計監査局が14年1月から16年9月にかけて地下鉄10駅の全223台のカメラを調べたところ、予定されていた4219回の点検のうち、約31%が行われていないことが分かった。
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