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共同通信
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【ニューヨーク共同】米電気自動車大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏から買収提案を受けた米短文投稿サイトのツイッターは15日、買収防衛策を導入すると発表した。マスク氏の提案を精査する間に株が買い増されて支配権を握られるのを防ぐのが狙いだ。ツイッターは「買収提案を受け入れることを妨げるものではない」と説明した。
取締役会の全会一致で決定した。「ポイズンピル(毒薬条項)」と呼ばれる手法で、既存株主に新株予約権を割り当て、買収者の株式保有比率を相対的に引き下げる。第三者が取締役会の承認を得ずに発行済み株式の15%以上を取得した場合に発動する。