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共同通信
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【パリ共同】130人が死亡した2015年のパリ同時多発テロで、実行犯のうち唯一の生存者とされ、テロ殺人罪などに問われたモロッコ系フランス人のサラ・アブデスラム被告(32)は15日、パリの裁判所で開かれた公判で「全ての犠牲者にお悔やみとおわびを申し上げたい」と涙を流しながら謝罪した。フランスのメディアが伝えた。
被告は昨年9月に始まった公判で自身の職業に関し「(過激派組織)『イスラム国』(IS)の戦闘員」と挑戦的に発言。フランス軍によるISへの空爆を非難し、テロを正当化した。