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共同通信
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【ワシントン共同】米共和党全国委員会は14日、大統領選で恒例の候補者討論会について、主催する超党派の討論会委員会が「偏向している」と批判し、参加拒否を全会一致で決めた。再出馬に意欲を示すトランプ前大統領は討論会委が民主党寄りだと不満を持っており、その意向が反映された。
共和党全国委は14日の声明で「討論会委は、われわれの提案した改革を拒否した」と主張。「より自由で公正な別の討論会」への参加を模索すると表明した。米メディアは共和党候補者の意向により、決定が覆される可能性もあると伝えた。
討論会委は1988年以降、大統領と副大統領の候補者討論会を開いてきた。