総人口64万人減、過去最大

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共同通信
総務省

 総務省が15日公表した2021年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1億2550万2千人で、前年からの減少数は過去最大の64万4千人となった。減少は11年連続。沖縄を除く46都道府県で減り、東京は1995年以来、26年ぶりの人口減となった。新型コロナウイルスによる入国制限で外国人の流入が減り、減少幅が拡大した。

 減少の内訳は、死亡数が出生数を上回る「自然減」が60万9千人で、出国者が入国者を上回る「社会減」が3万5千人。20年10月~21年10月はコロナの水際対策で、主に感染が拡大している国からの入国制限があった。社会減は12年以来。