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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の故金日成主席の生誕110年記念日に当たる15日に、首都平壌の金日成広場で数万人規模とみられる市民の行進が行われたことが16日の朝鮮中央テレビの報道で分かった。行進は朝鮮労働党への忠誠を示す内容で、軍事色はなかった。
「太陽節」と呼ばれる15日には軍事パレードが開催されるとの観測もあったが、行われなかった。北朝鮮当局は、金日成氏や金正恩党総書記の国家運営全般の業績を強調する大規模な市民パレードで内部結束を図ったもようだ。
行進では、巨大な国旗に続き、金日成氏と故金正日総書記の銅像を載せた山車が登場した。