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共同通信
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18日からの国会は政府が月内にまとめる物価高の緊急対策を巡り、野党が攻勢を強める。政府が検討する対策は規模が小さいと批判。立憲民主党の泉健太代表は16日、2022年度補正予算を早期に組まなければ国民生活を守れないとして、内閣不信任決議案の提出も視野に入れる考えを示した。国会審議では、感染者が増加傾向のコロナ対策も論点となる。
政府は緊急対策に関し、2兆円台を軸に調整。これに対し、立民は約21兆円の対策を打ち出した。国民民主党は20兆円規模の対策をまとめた。
泉氏は16日、北海道内で記者団に、物価高対策が不十分なままでは「政府は信任に値しない」と述べた。