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共同通信
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在沖縄米海兵隊は16日、陸上自衛隊日出生台演習場(大分県)で約2年ぶりとなる実弾射撃訓練を始めた。防衛省九州防衛局が実施した住民らへの訓練の概要説明に、当初予定されていた米海兵隊側の同席が見送られたほか、17日の予定だった訓練公開も中止になった。大分県は「情報開示の後退で遺憾だ」と抗議している。
訓練は2020年2月以来15回目で、2日間の予備日を含め27日まで。16日は、射撃が午前8時45分ごろ始まった。海兵隊員約320人が参加し、日出生台での訓練では過去最大規模。
この日の米側の説明会欠席は、日米間の調整が整わなかったとして15日に急きょ決定。