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共同通信
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【上海共同】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国上海市で、感染した住民の飼い犬が撲殺された。感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策は「大切な家族の一員」であるペットも危機にさらしている。
今月上旬、飼い主を乗せた車を追いかけたコーギー犬が防護服姿の人にシャベルで殴られ、血を流して動かなくなった。中国のSNSに関連動画が出回った。
中国メディアによると、飼い主は感染が判明して隔離施設に移送されるところだった。殺したのは町内会に相当する組織の関係者で、組織側は「コロナウイルスがいるのではないかと恐れた。配慮が足りなかった」と釈明した。