支持率下位候補、撤退せず

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共同通信
17日、フィリピン大統領選を巡り、マニラ首都圏で記者会見したマニラ市長のモレノ氏(左)、ラクソン上院議員(右)ら(ロイター=共同)

 【マニラ共同】5月のフィリピン大統領選を巡り、マニラ市長のモレノ氏やラクソン上院議員ら支持率3位以下の主要な候補者が17日、マニラ首都圏で記者会見し、選挙戦から撤退しない考えを明らかにした。

 「パルス・アジア」の3月の世論調査によると、支持率56%で独走するマルコス元上院議員をロブレド副大統領が追い上げる展開となっている。3位以下の主要候補が撤退しないことで、マルコス氏へ有利に働く可能性がある。

 ロブレド陣営は他候補へ撤退と選挙協力の働きかけを強めているが、支持率3位のモレノ氏は会見で「大統領選へ出馬する意思を改めて示したい」と強調した。