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共同通信
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2005年の尼崎JR脱線事故から25日で17年になるのを前に兵庫県川西市の勝福寺で17日、事故を追悼するチャリティーコンサートが開かれた。当時事故車両の5両目に乗り負傷した京都府職員茶谷友一さん(36)が舞台に立ちトロンボーンを奏でた。
コンサートは07年からほぼ毎年開かれてきたが、新型コロナウイルスの影響で20年から中止が続き、開催は3年ぶり。緊張した様子で久々のステージに臨んだ茶谷さん。「命の大切さを伝えたい」と音楽活動に込める思いを語る。
事故当時大学生だった茶谷さんは、兵庫県西宮市の自宅から大学がある京都市に向かう途中、脱線に巻き込まれた。