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共同通信
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海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は19日の記者会見で、米海軍の原子力空母エーブラハム・リンカーンを中核とする空母打撃群と自衛隊による共同訓練について、陸上自衛隊、航空自衛隊も加わったことに触れ「海軍種のみではない違うシグナルも発信すると考える。大いに意義があった」と述べた。
今回は3自衛隊が全て入った大規模な訓練となり、日米で中国や北朝鮮へのけん制姿勢を強く示した。酒井氏は海自と米海軍の訓練は「長年の実績があり、容易に計画ができる」と説明。陸自、空自も参加し「今後のノウハウの習得につながる」と語った。