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共同通信
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【ワシントン共同】ハリス米副大統領は18日、米国は衛星攻撃兵器(ASAT)の発射実験を今後は実施しないことを確約すると発表した。中国やロシアのASAT実験により衛星の残骸(宇宙ごみ)が発生し宇宙飛行士や宇宙開発への危険性が増大したと批判、実験禁止を宇宙利用の新規範として確立する方針を強調した。西部カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地で演説した。
ハリス氏は米国がASAT実験を実施しないと宣言した初めての国になったと強調。他国にも取り組みに同調するよう呼びかけた。
ロシアは昨年11月にASAT実験を実施し、中国も2007年に実験した。