ピア57の屋上公園オープン
ハドソン川沿いに憩いの場がまた1つ
マンハッタンのピア57で18日、屋上公園の開園式が行われ、ホークル知事やアダムズ市長がテープカットを行った。同日、amニューヨークが報じた。
チェルシーとミートパッキングディストリクトの間のハドソン川沿いにピア57がある。老朽化して長年、廃屋となっていた。再開発の計画が持ち上がったのが2008年。10年をかけて35万フィートのオフィス・商業用ビルに生まれ変わった。ディベロッパーのRXRなどが関わり、グーグルやシティー・ワイナリーなどの企業が入居する予定だ。
その屋上に完成したのが8万平方フィートの公園。屋上公園としては市内最大。近くには水上公園「リトル・アイランド」もあり、ハドソン川沿いに憩いの場がまた1つ増える。公益法人、ハドソンリバーパーク財団のドイル会長は「歴史的な場所に素晴らしい公園が完成した。公園はウォーターフロントを変えるだけでなく、ニューヨークの新しい名所となり、市のイメージも新たに変えることができる」と挨拶した。
ホークル氏は「過去の廃屋も革新的なスペースに生まれ変わることができる。我々の将来は明るい」とコメント。家族や友人と一緒に公園を訪れてほしいと呼びかけた。アダムズ氏も「コロナから回復したように、この波止場も復活した。ニューヨークは特別だ。我々は再びよみがえる」と胸を張った。
→ 最新のニュース一覧はこちら←